おすすめポイント
各クラブの募集カタログに掲載されているおすすめポイントです。
「ディープインパクトのライバルはディープインパクト」最近はそんな言葉が違和感なく受け入れられる。2014年8月末現在、サイアーランキング首位に君臨するディープインパクト。早くも3年連続となるチャンピオンサイアーの座を確定させた感すらある。まさに無人の野を行くが如し。今年上半期も桜花賞を制したハープスターを皮切りに、ヴィルシーナとミッキーアイルがGIタイトルを奪取。ドバイではジェンティルドンナがドバイSCを快勝し、今秋にはハープスターが凱旋門賞へ挑戦する。今年の種付料は2,000万円に設定されたが、早々にブックフル。SS超えも視野に入り始めたその血の価値が、さらに上がることは想像に難くない。募集本馬の母ドリームオブジェニーは、英国タタソールズ・ディセンバー繁殖セールを経て導入された期待の繁殖牝馬。半姉の仔に昨年米国でGI3勝を挙げたイモリエントがいる他、近親に凱旋門賞馬バゴがいる欧州の誇る名牝系の出身だ。ウルトラ1は、父の産駒らしく非常に上品で、かつバランスの取れたミドルサイズの1頭。当歳馬らしくその馬体には幼さを覗かせつつも、一際目を引く美しい首差しと背中のラインが、見る者に『さすが』との思いを自然と抱かせる。身体を包み込む筋肉は柔軟性に富み、身のこなしは機敏でしなやか。高い運動能力を備えていることは間違いないだろう。そして欧州の誇る一流牝系が内包する底力が、それを力強く後押しする。「お陰様で昨年インカンテーションが重賞を獲り、クラブで活躍馬を出したいという目標の第一段階は達成することが出来ました。勿論、さらに『上』を目指すつもりです。そのための第一の矢が本馬。血統、馬体共にそれに相応しいレベルだと自負しています」と谷川牧場代表の谷川貴英さん。秋の気配を帯び始めた柔らかな日射しが差す中、ウルトラ1を頼もしげに見つめながら、さらなる高みを約束してくれた。"