牝系特有の凛とした品のいい顔立ちに、無駄肉の少ないアスリート体質のボディラインから伸びる頑健な四肢、そして良質な筋肉をまとった馬体は、抜群のバランスで見る者を魅了します。キレのある動きで放牧地を元気いっぱいに駆け回り、時折見せる闘争心に競走馬としての資質の高さを感じます。芝・ダートで勝利をあげ、６歳春まで走り続けた母同様、成長力を活かして息の長い活躍が見込めるはずです。マイル〜中距離戦を得意としそうな父の産駒らしく、一瞬の切れ味を活かして馬群を抜け出し、大観衆の喝采を背に先頭でゴールを駆け抜ける、そんな雄姿が今から目に浮かびます。