クラブ所属馬リルティングソングの産駒が2度目の登場。母や姉は、鮮やかな栗毛のムチッとした馬体だが、本馬は父の影響か、鹿毛の胴伸びのするスラッとした馬体に出た。父の産駒は比較的晩成傾向にあり、1歳春時点では全体のフレームが大きくても細身に映るが、先々は筋肉量が増し、雄大な馬格となるケースが多い。本馬もそのパターンとなる可能性が高く、今後の成長が楽しみだ。手脚は長く、ストライドの大きい歩様で、距離適性は中距離あたりになりそう。父と母の父が同じ配合にはジャパンC馬エピファネイアやダート重賞勝ち馬サンライズソアがおり、本馬は芝、ダートどちらのタイプになるかも興味深い。