母レッドエルザは、アメリカ産馬。父に北米リーディングサイアーに輝くスマートストライク、8歳上の全兄に、米G1BCターフを制し、米芝牡馬チャンピオンにも選出されたイングリッシュチャンネルを持つ、超一級品の名血馬です。3歳5月に日本で競走馬デビューし、計7戦を消化。余力をしっかりと蓄えた形で繁殖牝馬入りし、母馬としての大成を目指す道を選択しました。2015年に初仔となる牡駒で、父にディープインパクトを得たレッドレオンを出産。レッドレオンは、3歳1月の京都芝1600m 新馬戦で緒戦勝ち、2戦目となるG3きさらぎ賞では4着に健闘し、大器の片鱗を示しています。そして、同じく父ディープインパクトの牝駒で、現2歳のレッドアステルに続いて誕生したのが、父がG1ドバイワールドC馬ヴィクトワールピサに替わった、牝駒レッドエルザ17。世界最高賞金レースを快勝した父と、世界的名門である母系が融合したレッドエルザ17は、スケールの大きな走りを披露してくれるはずです。