オートクレール
【日経新春杯】ブローザホーン、心房細動から復活V 2月末定年の中野調教師は4年半ぶり重賞制覇
かった。 同舞台で行われた前走の京都大賞典は心房細動で競走中止。挫折からの復活Vに懐かしい記憶がよみがえった。「(ブローザホーンの)お母さん(オートクレール)も(17年の)ヴィクトリアマイルで心房細動になってその後の初戦で勝ちました。母子ってすごい」と笑みを浮かべながら明かしたドラマがあった。 重賞...てうれしい。馬はまだまだ良くなる」。様々な絆が重なり合い、冬の淀に大きな一勝が刻まれた。(山本 武志) ◆ブローザホーン 父エピファネイア、母オートクレール(父デュランダル)。美浦・中野栄治厩舎所属の牡5歳。北海道新ひだか町・岡田スタツドの生産。通算18戦6勝。総獲得賞金は1億5641万3000円。重賞初勝利。馬主は岡田牧雄氏。