父ヴァーミリアンは、2 歳から8 歳に渡って現役を続け、古馬になってからも衰えを見せず、生涯で15 勝、ダート界の最高額になる11 億円もの賞金を獲得した、エルコンドルパサーが送る後継種牡馬です。産駒は本年が2 世代目で通算30 勝。ダート馬が多い一方、芝の重賞を制したノットフォーマルも出し、全体的に良駒の割合は少なくないように感じています。本馬は父、母父の柔軟性を受け継ぎ、運動神経にも恵まれました。サンデーサイレンスの近親交配を感じさせるところもあります。基本的にはスピードを活かす競走馬になると思われ、適性は芝のマイル前後でしょう。