おすすめポイント
各クラブの募集カタログに掲載されているおすすめポイントです。
父のハーツクライは、ジャスタウェイなどを擁した2014年に大ブレイク。2015年以降はG〜のタイトルから遠ざかっているため、やや物足りなさを感じる方もいるかも知れないが、勝上がり率とアーニングインデックスは変わらず優秀な数字を叩き出し、そして、2歳時から活躍出来て、古馬になって、もう一段階成長するという産駒傾向は、愛馬の成長を見守る側としては楽しみが尽きない。ヌーヴォレコルト、フェイムゲーム、カレンミロティック、シュヴァルグランなど、産駒は多士済々。きっかけひとつで再ブレイクしそうな気配は十分だ。
募集本馬ビクター4は、離乳後、当歳の10月に村田牧場高江分場へ移動した。同牧場の村田康彰さんは「移動してきた当初から、父にも母にも似たところがあり、良い馬体だなと感じていました。その後も大きな怪我や病気はなく順調に冬を越して、体高、幅、肉付き、骨量のどれをとっても言うことない成長曲線を描いています」と太鼓判を押す。
ビクター4は、放牧地の外から遠目で見ても分かる、ひと際大柄な馬体。間近で見ると、ガッチリした迫力のある身体つきに圧倒されそうだ。1歳5月現在、どちらかと言えば母似の印象だが、程良く胴の伸びた身体つきからは、芝の中距離以上に滅法強い父の良い部分をしっかり受け継いでいることが伝わってくる。
「性格は当歳の時からドッシリしていて大物感がありました。でも、それでいて母の仔らしい頑固な一面も持っていて、競馬向きな良い気性だと思いますね」と気性面のセールスポイントを挙げた村田さん。馬体、気性面、血統と三拍子揃った本馬には、2年前、夏の北海道開催の一番星となった半姉スルターナに続く活躍を期待せずにはいられない。