おすすめポイント
各クラブの募集カタログに掲載されているおすすめポイントです。
棟広良隆プロデュースで伝説の企画“ゼロ革命”が帰ってきた。その名も「ゼロ革命リターンズ」。母馬は父にシングスピール、母父にMr. Prospectorを持つ良血ベイビーローズ、父馬はGI6勝、GII5勝、GIII8勝、レコード勝ち3回、総獲得賞金9億9073万6000円の英雄スマートファルコン。母ベイビーローズはその名が表すように名門Rose Redの系統に属している繁殖牝馬で、この系統は日本でもローザネイ、ローズバド、ローズキングダムの「薔薇一族」として有名であることは説明が不要なほど。血統診断によるとHalo(Turn-to系)のインブリードが4×4で組込まれているため、Rose Redの名牝系を充分に刺激。さらに、このHaloのインブリードはいま流行りの「Ballade経由のHaloクロス」という形で搭載されているため、確実性が高い上、Nureyevのインブリードも所有しており、爆発力を期待できる配合でもある。性格は大人しく、人間に従順であり、骨格はスマートファルコンから受け継ぎしっかりしている。半姉ベイビーティンクに比べると筋量もあり、大きなトモが特徴的である。半姉が育成過程に移ってから大きく成長し、高い評価を得たことからも成長力が期待される。管理するのは母、父を共に管理した小崎憲調教師。本馬を頻繁に見ており、スマートファルコンによく似ていると評す。小崎憲厩舎と広尾サラブレッド倶楽部は開業時期が同一時期という共通点だけでなく、競走馬の成績の面でも相性がよく、マカハ、エルカミーノレアル、フェイムロバリー、そしてベイビーローズなど勝ち馬を着実に輩出する。2011年産馬以前の実績では実に8頭中6頭が勝ち上がっている。スピード遺伝子は中距離適性のC:T型で、父が1400m〜2400mのダートで活躍したのと同様に距離の融通が利きそう。一口を楽しむには血統、馬体、厩舎、遺伝子からも打ってつけであるといえ、ゼロ革命のエバンジェリストとなりうる存在である。