1歳下の全妹にG1愛1000ギニー馬ベスラーがいる母アルレシャは、仏で競走馬デビュー。5歳春から繁殖牝馬生活に入り、一流種牡馬キングズベストの仔を宿した状態で日本に輸入されました。翌春、初仔となる牝駒レッドアナベルを出産。その後、共に父にディープインパクトを持ち、当クラブ所属馬として走り勝ち鞍をマークしている、牝駒レッドブリエ、牝駒レッドストーリアといった子供たちを輩出しています。そして、父にオルフェーヴルを持つ牡駒アイスキューブに続き誕生したのが、父に名種牡馬ハーツクライを得た、牡駒アルレシャ16。母父マルジュは、直仔にG1香港ヴァーズを制したサトノクラウン、BMS産駒にG1桜花賞馬マルセリーナ、G2スプリングS勝ちのグランデッツァを出した、日本競馬と抜群の好相性を誇る実力派サイアー。その血も受け継ぐアルレシャ16は、目標とする大一番で優れた底力を発揮する、極め付けの勝負強さを誇る名馬へと成長を遂げることが、強く望まれているのです。