当クラブに所属した母フレンチノワールは、2歳7月に競走馬デビュー。11月の福島D1150mコースを舞台とした2歳未勝利戦では、2番手追走から抜け出す盤石の競馬で、単勝1.7倍の圧倒的1番人気に応えました。その後もタフにキャリアを積み重ね、4歳時には、500万下戦、1000万下戦、1000万下・舞浜特別と、いずれも中山D1800mコースで行われたレースで勝ち鞍をマークしています。全26戦を駆け抜け、複勝(3着内)率50%という数字を残した抜群の安定感は、母フレンチノワールが誇る大きな武器となっていました。生まれ故郷の社台ファームに戻り、繁殖牝馬生活を開始。2013年に初仔となる牝駒で当クラブ所属馬として走る、新馬戦勝ちを達成したレッドエトワール(父ワークフォース)を産んでいます。そして、父に新進気鋭ロードカナロアを迎えて誕生した牡駒が、フレンチノワール16。仕上がりの早さも予想されるフレンチノワール16は、2歳重賞戦線からの大活躍も十分に期待できそうです。