当愛馬会所属馬として、交流重賞のオーバルスプリントを含めて6勝を挙げ、1億3千万円以上の賞金を収得したアースサウンドの3番仔となります。父は、初年度産駒からラッキーライラック、エポカドーロと2頭のG1勝ち馬を送り出し、高かった期待を裏切らない結果を残している若手種牡馬オルフェーヴルです。ラッキーライラックは母の父がフラワーアレー、エポカドーロは母の父がフォーティナイナーと、いずれも北米系ダート血脈との配合になっており、本馬の母の父イエスイッツトゥルーとの相性も悪かろうはずがありません。母が持っていた爆発的なスピードに、サイヤーラインの特徴である距離の融通性と成長力が加味された本馬は、スケール感のある若駒に育っています。母はダートが主戦場でしたが、身のこなしから芝に対する高い適性が窺える本馬は、クラシック戦線の王道を歩むことが期待されます。