母レジュールダムールは、アメリカで種付けされ、社台ファームで誕生したキングマンボ産駒。3歳7月のデビュー戦では、レース経験を持つ馬たちを相手に中団追走から徐々に押し上げ、直線で抜け出す堂々たる競馬で初勝利をマークしています。4歳時には、京都D1800mで争われた500万下戦を1番人気で快勝。ラストランとなった5歳時の1000万下福島放送賞では、直線でパワフルな末脚を繰り出して差し切り勝ちを飾り、改めて地力の高さを証明しました。繁殖牝馬となり、2014年春に父ディープインパクトの初仔となる牡駒で、2勝(公営岩手)をあげている現役馬レッドヴィクターを出産。さらに、同じく父にディープインパクトを得た牝駒ハロウィンデイズ、牝駒レッドアウローラが誕生しています。そして、父に2011年 三冠馬オルフェーヴルを迎えて生まれた牡駒が、レジュールダムール17。底力ある母系に、父の爆発力が加わるレジュールダムール17には、クラシック戦線における快進撃を期待したいところです。