G1ジャパンCダートをレコード勝ちしたクロフネと、交流ダートG3 クイーン賞を制したビーポジティブとの間に誕生した母シルバーフォックスは、両親から受け継いだ高いダート適性を武器に、出走した全レースで掲示板を確保。札幌D1700mを舞台とした3歳未勝利戦では、鮮やかな逃げ切り勝ちを収めています。繁殖牝馬と なり、2014年春に父ルーラーシップの初仔となる牝駒パンツァネッラを出産。パンツァネッラは、公営名古屋で戦った2レースで、9馬身差、2馬身半差の完勝を飾りました。翌春には、父がロードカナ ロアに替わった牝駒で、3歳牝馬戦線で健闘を示している、現役馬レッドシャーロットを産んでいます。そして、同じく父ロードカナロアの牝駒レッドシルヴァーナに続いて誕生したのが、父に米G2ピ ーターパンSを快勝したカジノドライヴを得た、牝駒シルバーフォッ クス17。3歳以降の成長力にも期待が持てるシルバーフォックス17は、「砂の女王」の座が望める、高い資質の持ち主です。