おすすめポイント
各クラブの募集カタログに掲載されているおすすめポイントです。
非常に多くの方から出資申し込みをいただき、結果、売り出し初日に早々の満口、しかも初日時点でクラブ史上最高倍率での抽選となったクレスト2が強烈な存在感を放っている。
8ha以上の広さを誇る谷川牧場第2分場において、同期の牡馬の中でも群を抜いた馬格を誇るクレスト2。その馬体は、当歳時に抱いたイメージそのままに、がっしりとして、一目で骨量に富んだことが伝わってくる。はち切れんばかりの筋肉が全身を余すところなく覆い、特に大きく張り出したヨロの厚みと力強さには自然と心躍らされる。馬体重は1歳5月末時点で445キロと充実一途。そして、その重厚な身体を狂いなく組み上がった骨格と作りの大きな関節がしっかりと支えている。放牧地では、身体を大きく使った伸びやかなストライドで、天然の坂路を先頭を切って駆けていく。しかもその圧倒的な身体つきの割に、動かしてみてもスピードの乗りは上々。将来は優れたスピードとスタミナを兼ね備えた競走馬に成長してくれそうだ。
そして父のシニスターミニスターと言えは、ターファイトクラブではやはりインカンテーションの活躍が記憶に新しいところ。1600〜2100mのダート重賞6勝、GI2着2回という成績は、現時点における父の代表産駒であることは論を俟たない。そのインカンテーションを筆頭に、父の産駒の主な活躍の場はダート中距離戦。さらに、母父ブライアンズタイムの血もダートは巧みだ。重戦車という言葉がぴったりのクレスト2が活躍する場は、当然“そこ”になるだろう。
「ここまで期待通りの成長過程で、注文はひとつもありません。大変多くの方から期待していただいた馬ですから、その気持ちに応えるような活躍を見せて、クラブを大いに盛り上げたいですね」と谷川牧場代表の谷川貴英さんが期待を込めて言葉を結んだ。