おすすめポイント
各クラブの募集カタログに掲載されているおすすめポイントです。
父ホッコータルマエは次代のダート界を引っ張っていくことが約束される新進気鋭のサイアーだ。現役時代は帝王賞と東京大賞典を2勝ずつ、さらにチャンピオンズCも制するなど、G1/Jpn1を10勝。父としても素晴らしく、現3歳の初年度産駒からは兵庫ジュニアグランプリ2着のレディバグや準オープンのホッコーハナミチが出ている。また、地方では東京ダービー2着のギャルダルが登場。もはやタルマエ抜きにダート界を語れないと言っても過言ではない。そして、これらの活躍馬には母系の2代前にサンデーサイレンスの血を持つという共通項がある。母の父フジキセキの本馬も該当するのは心強い限りだ。もちろん、新進気鋭の父をサポートする母系も優れている。川島牧場が大事に育んできた一族で、古くは皐月賞2着のシャコーグレイドや日経賞を制したテンジンショウグンが出ており、最近では姉のカナシバリが3勝を挙げている。一見すると地味に映るかもしれない在来牝系だが、日本の厳しい競走体系の中で生き抜いてきた雑草魂は、父と共通するものがある。この両親のカップリングならば、砂上で長く、たくましく、戦い抜いてくれることは間違いない。