おすすめポイント
各クラブの募集カタログに掲載されているおすすめポイントです。
ダートのトップホースへの登竜門であるレパードSを1番人気に応えて優勝し、古馬一線級と初対決になったみやこSでも掲示板を確保したメイショウムラクモの異父妹。父がネオユニヴァースからシニスターミニスターに替わったが、まるでメイショウムラクモの活躍を予見していたかのような種牡馬選びだ。当歳募集開始から約8か月を経て「当歳の頃はやや薄手でスラリと背が高い印象でしたが、だんだんとシニスターミニスター産駒っぽくなってきました。まだまだ逞しく成長してくれると思います」と高昭牧場専務の上山貴永さんも納得の表情だ。本馬は5月生まれということもあって冬場は日中放牧に切り替えていたが、それも功を奏して、当歳時に比べて胴が伸びて胸と腰に深みが出た。シャープに、そして力強く成長しているようだ。「馬体の成長と共に穏やかだった性格もピリっとして、また一歩競走馬へと近づいたように感じます」とスタッフも納得の表情。上山さんも「ただ大きくなったのではなく、身体全体が締まってるのに好感が持てます。最近は馬同士では強気な面を見せるようになって良い成長をしていると思います」と目を細める。当クラブの会員の方々にとってはインカンテーションでお馴染みの父シニスターミニスターは、屈指のダートトップサイアー。帝王賞、JBCクラシックを制したテーオーケインズや全日本2歳優駿勝ちのドライスタウト、あるいはダートグレード4勝のグランブリッジなど活躍馬は枚挙に暇がない。今や種付け料も500万となったが、それでも予約が困難な程の人気種牡馬であり、その産駒は市場でも引っ張りだこだ。「5月からは夜間放牧を再開していますが、コンディションが落ちるどころか体重がさらに増えて、1歳6月で435キロと頼もしい限りです。長く楽しめる馬になると思います」と上山さんも自信を覗かせている。