腰周りから臀部にかけての筋肉量は父が北米三冠馬と聞けば合点がいくもので、父譲りのパワーが凝縮された好馬体です。大きく力強いトモの踏み込み、首が短く肩が立った四角いフォルムから高いスピード能力を有していることに疑いの余地はなく、息をもつかせぬ電撃戦でこそ輝きを放つでしょう。ダートはもちろんのこと、適度な角度の繋と収縮力抜群の柔軟な筋肉が生み出す身のこなしから、芝でも頂点を狙いたくなるのは当然のことです。馬体、骨格、運動性能のすべてに天性のものを感じずにはいられない逸材で、母も北米Ｇ１馬となれば、海を越えることさえもはや既定路線です。