おすすめポイント
各クラブの募集カタログに掲載されているおすすめポイントです。
初年度産駒ウォーターナビレラの活躍に続いてシルバーステートの2世代目産駒も好調だ。エエヤンがニュージーランドトロフィーを制したのを筆頭に、セッションはアーリントンカップで勝馬と同タイムの2着。ファルコンステークス2着のカルロヴェローチェは、NHKマイルカップでは外枠と道悪に泣かされて5着に敗れたが1番人気に支持された。その他、スプリングS3着馬のメタルスピードは皐月賞4着、若葉ステークス優勝のショウナンバシットは皐月賞5着と春の3歳牡馬戦線で存在感を発揮。また、初年度産駒で昨年のプリンシパルS優勝馬のセイウンハーデスは、新潟大賞典で勝馬とマッチレースを繰り広げて3着以下を8馬身突き放すなど、まだ2世代をデビューさせたばかりの産駒たちは、スピードと仕上がりの早さ、そして古馬になっての成長力を証明している。募集本馬フェイマス6は、当歳の頃から大人びた雰囲気だったが、冬の間も休むことなく夜間放牧で管理され、ご覧のように骨量と筋肉量に恵まれた好馬体に成長した。1歳5月末の馬体重は420キロ。奥山ファーム代表の奥山昌志さんも「冬場の夜間放牧でも飼い食いが落ちることはありませんでした。冬の間に品のある、あか抜けた馬体成長しました」とご満悦だ。肩周辺は身体全体が丸みを帯びて見えるほどに発達し、力強い歩様の原動力となる深く、長い腰も素晴らしい。そして特に注目したいのが、大きくて硬い膝と筋離れが良い前肢だ。歩かせると、衝撃を受け流すようなしなやかな動きが印象的で、これならば、コンフォメーション的にスピード競馬にも十分耐えうるものと判断できる。そして放牧地で見せる回転が速い、大きなストライドはまさに天から与えられた才能だ。「まずは1勝。そして姉ラキャラントシス以上の活躍を期待したいですね」と奥山さんも期待に胸を膨らませている。