おすすめポイント
各クラブの募集カタログに掲載されているおすすめポイントです。
短距離王ビッグアーサーの仔がクラブに初お目見えです。父は2016年の高松宮記念をレコードで制するなど、全8勝を1200mで挙げた純正スプリンター。子供たちもトウシンマカオ(京阪杯2回、オーシャンS)、ブトンドール(函館2歳S)、ビッグシーザー(淀短距離SなどOP4勝)など短距離で活躍しており、産駒の勝利は1400m以下が実に95%以上を占めます。パワフルで短めの首にギュッと身の詰まったボディー、テンポ良くリズムを刻むキビキビとした歩様。血統背景に身のこなしを重ねると、本馬も活躍の場は短めの距離になるでしょう。母系に目を向けると祖母の半妹にGI馬ノームコア、クロノジェネシスがおり底力も十分。父の父サクラバクシンオーから連綿と受け継がれてきたスピードを、大舞台でも余すことなく発揮してくれるはずです。◆◇◆◇◆配合診断◆◇◆◇◆父の母シヤボナはKingmambo×Sadler’s Wellsの配合で、名牝Specialのクロスを取り込むこの組み合わせは相性がいいことで知られています。スプリンターズSを連覇したサクラバクシンオーのスピードを、上質の母系で純正培養したのがビッグアーサーで、産駒が短距離で活躍するのも合点がいきます。母ナオミエキスプレスは未勝利馬ですが、その母ナオミノユメは芝1200m、芝1400mで全2勝を挙げ、ナオミノユメの半妹ノームコアは2019年のヴィクトリアマイルで、芝1600mの当時の世界レコードとなる1分30秒5を記録しています。本馬の5代母であるラスティックベルを祖母に持つ、ビッグアーサー産駒グットディールは3勝を挙げて活躍中。スピード抜群の父との相性の良さは証明されており、本馬も安定した活躍が期待できそうです。