◆ポイント◆ 交流重賞を5勝したラプタスを筆頭に、マジェスティハーツ、ラホーヤノキセキとファミリーからはクラブ活躍馬が多数誕生。藤原牧場が誇る牝系です。この兄妹が募集されるのは前年の姉ノーブルラホーヤに続いて3頭目。種牡馬の特徴を引き出すようで、タイプはそれぞれ異なります。本馬は若干体高が低めですが、窮屈なところはなくバランスも良好。この一族に共通する品の良さを持ち合わせています。父は2度も米年度代表馬に選出されたカリフォルニアクローム。本邦では芝の重賞ウイナーを輩出していますが、安定した成績を残しているのはやはりダート。スピードに優れた血統ということもあり、マイルあたりが主戦場となりそうです。名繁殖牝馬と言える祖母エアラホーヤの後継として期待の大きかった母の最後の産駒。優秀な血を後世に繋ぐような走りを期待しています。 ◆生産者からのPR◆ 母は芝短距離で3勝したスピードのある馬でした。一方でラプタスのように、ダートで活躍した馬も多く、思い切ってダート寄りにシフトしてみようと思い、父を配合しました。祖母のエアラホーヤ同様、ラホーヤビーチも見映えの良い産駒を出しますが、本馬もとてもバランスが良く、リズム良く歩く姿から運動神経の高さを感じます。冬季でも毛艶が良く、内臓面は丈夫だと思います。残念ながら母は本馬を産んで亡くなってしまったので、丈夫で息長く走ってほしいです。