重賞ウイナー・アルコセニョーラの長男が堂々クラブにラインナップだ。母はステイゴールド産駒らしく、切れる脚を武器に福島記念と新潟記念を制覇。重馬場を苦にしないパワーと小回りをこなす器用さを持ち合わせていた。今回は待望の牡馬誕生ということで期待の高さは言うまでもない。首差しから胸前にかけて逞しく、荒々しさすら感じさせるほど。筋肉質で幅があり、実に力強い馬体をしている。このあたりは父の影響が色濃く出ている印象だ。かなりのパワーを秘めていることは想像に難くないだろう。芝もダートも道悪も、何でも来いの中距離タイプと思われる。万能選手として息の長い走りを期待している。