今も賞金を積み上げる初仔プレファシオ以来となる、相性のいい配合で生まれた本馬は、短めの背中を中心に全体的にシャープな肉付きで、５月生まれの牝馬としては節の良い四肢が引立つ中型馬です。すでに大きな動さの身のこなしをしていることから、筋骨の十分に発達した兄たち同様の馬体へと変身する気配が濃厚です。父の産駒は総合的にダート戦で適性の高さを示すものの、牝馬においては芝・ダートを問わず２歳新馬戦から重賞へと活躍する大物が多数出ているのも事実です。ここ一番の重賞では時の名馬たちに並んだ母の勝負根性を譲り受け、中距離路線のエキスパートを目指します。