愛で生まれた母セリメーヌは、仏の中長距離戦線で活躍した一流競走馬でした。３歳時は、ともに2 1 0 0ｍで争われるＧ３ペネロープ賞、フロール賞に快勝。Ｇ１仏オークスでは２番人気に支持されましたが、１番人気で勝利した名牝スタセリタの４着に終わっています。４歳時も現役を続行し、Ｇ２コリダ賞２着、Ｇ２アルクール賞３着、Ｇ１ガネー賞４着、Ｇ１サンクルー大賞典４着と、重賞制覇は成らなかったものの、地力の高さを示し続けてくれました。日本で繁殖牝馬となり、2 0 1 2 年に父にハーツクライを持つ牝駒セレスティーヌを出産。現役で走るセレスティーヌは、キャリア３戦目となる2 0 1 5 年５月の３歳未勝利戦で２着に入っています。そして、父に十二分な実績を積み上げた一流種牡馬ステイゴールドを迎えて誕生した牝駒が、セリメーヌ1 4。芝中長距離適性に優れているセリメーヌ1 4だけに、牝馬クラシック戦線や古馬重賞戦線で、母を超えるような活躍が強く望まれています。