母国米と加で競走馬としてのキャリアを重ねた母ベイトゥベイは、ともに芝８Ｆで争われるＧ２加ナッソーＳ、Ｇ３ナタルマＳに勝ち、Ｇ１ジェニーワイリーＳで２着、Ｇ２ダンススマートリーＳで２着、Ｇ２ハニーフォックスＳで２着、Ｇ１ダイアナＳで３着した一流グラスホース。通算17戦４勝２着７回３着２回と、やや勝ち味に遅いところは見られましたが、確実に上位を賑わしてくる抜群の安定感は、称賛されてしかるべきものでした。2 0 1 2 年キーンランド繁殖牝馬セールで落札され日本に導入。そして、社台ファームで誕生した初仔となる牝駒が、父にサイアーランキング上位常連である名種牡馬クロフネを迎えたベイトゥベイ1 4ということになります。優秀な母と、スピードとパワーに秀でた牝駒を輩出することを得意中の得意としている父クロフネとの絶妙なマッチングが施されたベイトゥベイ1 4には、スプリント、マイル重賞戦線における息の長い活躍が期待されています。