滑らかな傾斜の肩甲骨と丸みを帯びたトモを繋ぐ背中が短めに構成されることで、後躯から前躯へと効率よく推進力を伝達できる構造をしています。適度に筋肉をまとった馬体はバランスがよく、長めの四肢が速く回転する動きを見ると、馬場状態を問わず、持ち前のスピードを発揮してくれそうです。物ごとに対する反応の速さを見せる一方、人間の指示を的確に理解するスマートな一面も持ち合わせています。母は約1年半ぶりのレースもあっさりとものにするなど、誰もが認めるような豊かな才能の持ち主でした。夢の続きを託された本馬は、大仕事をなし遂げ得る逸材かもしれません。