アメリカのダーレー・ファームで生産された母リメレンスは、父に名種牡馬シーキングザゴールド、半兄に米G2バシュフォードマナーSを制し、種牡馬となったダンスマスターを持つ名血馬。仏で競走馬デビューし勝ち戦をマークすると共に、準重賞でも度々上位に食い込みました。欧州の一流サイアー、ピヴォタルの種を宿した状態で日本に導入。2010年に、初仔となる牝駒ポエティックターンを出産しています。その後、公営高知で6勝をあげた、父コマンズの牡駒エンチャンター、公営石川で勝ち星を重ねた、父ディープスカイの牡駒スカイフック、JRAで勝ち上がった現3歳馬で、父にハードスパンを持つ、牝駒ノヴィアらの産駒をもうけました。そして、父に馬産地の評価も高い、期待の新種牡馬キズナを得て誕生した牡駒が、リメレンス17となります。パワフルなスピードと勝負強さに優れた母系を継承するリメレンス17は、父キズナの初年度産駒を代表する強豪馬となり得る、大きな器の持ち主です。