日本でも成功を収めた世界的名種牡馬フォーティナイナー直系の血を受けた母シックスイスは、母国アルゼンチンのスプリント戦線で一級品の実績を残した強豪。D1200m戦で争われるG3アルトゥーロA.ブリュリッヒ賞、D1000m戦を舞台とするL(リステッドレース)クラシコジェネラーレアルヴェールを制したほか、G2ベネズエラ賞、G3パナマ共和国賞、G3ロテリアナシオナル賞(2回)といった重賞競走で、いずれも3着に入っています。また計32レースを戦ったタフネス、3着内率7割弱という素晴らしい数字が証明する安定感の高さも、競走馬としての母シックスイスの大きな武器となっていました。祖母にG1亜1000ギニー馬ヌメラリア、近親にG1ダービー馬マカヒキがいる良血も買われ、日本で繁殖牝馬入り。そして、父に現代の大種牡馬ディープインパクトを得て誕生した初仔となる牝駒がシックスイス18です。力強いスピードを備えるシックスイス18には、息の長い大活躍が強く期待されています。