一流種牡馬ゼンノロブロイの娘である母レッドセイリングは、半兄にG1NHKマイルCなど重賞を計5勝したカレンブラックヒル、半弟にG3ユニコーンSを制したレッドアルヴィスがいる名門ファミリーの出身。関西を代表する藤原英昭厩舎から競走馬デビューし、武豊騎手が騎乗した阪神D1800mコースを舞台とする3歳新馬戦では、スピードの違いでハナを奪い、最後は2着馬に5馬身差を付けてゴールする、素晴らしいパフォーマンスを披露しています。5歳時にも、スタート直後からハナに立ち、そのまま2馬身半差を付ける強い競馬で、阪神D1400mで行われた500万下戦を勝利しました。6歳春から繁殖牝馬生活を開始。2017年に、初仔となる父レッドスパーダの牡駒で、現2歳のブルベアモルを産んでいます。そして、父にダート重賞戦線の強豪カジノドライヴを得て誕生した、第2仔となる牝駒がレッドセイリング18。パワフルなスピードを武器に、レッドセイリング18は名牝への道を切り拓いていきます。