やや控えめだった性格は、厳冬期の昼夜放牧で心身ともに鍛えられ、自らをアピールするほどの快活さが芽生えてきました。北米競馬で14 勝と、タフに勝利を積み上げた母のメンタルが顔をのぞかせはじめたようです。腰高で肩幅が広い体型に、これからの成長でより伸びが出てきそうで、父の産駒らしいメリハリが利いて洗練された馬体へと完成するでしょう。踏み込んだ際に浮かび上がる大腿筋が強靭さを物語り、力の要る馬場で無類の強さを発揮するはずです。牡馬と互角以上にわたり合い、さらに出走回数を着実に重ねる、そんな充実した競走生活を送るタフなヒロイン候補として鍛え抜いていきます。