父ハッピースプリントは全日本2歳優駿など交流重賞を3勝。その他にも南関東の二冠馬に輝いた地方の雄である。生産、オーナーともに提供者である辻牧場。夢のあるラインナップとなった。母は2勝。おじケージーハヤブサ（4勝）、ケージーアメリカン（中央2勝、地方17勝）と堅実に走る一族だ。本馬はやや薄手ですっきりと見せ、窮屈なところがなくてバランスが取れている。スラッと脚が長く、軽そうなイメージだ。ただ、牧場スタッフが「父に雰囲気が似ている」と話しているように、地方競馬場のダートも問題ないだろう。体のつくりからも距離はある程度こなすと思われる。北海道デビューから、南関東、その先へと全国を股にかけるような活躍を期待している。