代謝がよく皮膚の薄い馬体は、見た目の印象どおり仕上げやすいタイプといえ、460kg超での完成を見込んでいます。血統構成上2000mまでは対応可能でしょうが、前後躯のハマりのよさと身体を跳ね上げる筋伸縮力の強靭さを考慮すれば、マイル戦が最適の場となるでしょう。堂々した振る舞いには自信が満ちあふれており、そのただならぬ存在感には格の違いを感じずにはいられません。パワー、スピードの持続力など、速く走るために求められる要素をすべて兼ね備えた母と、仕上がりの早さと総合力の高さが魅力の父とのカップリングとなれば、頂へとつづく道を歩むことが義務づけられるのも当然です。