母はゴドルフィンの所有馬として日本で出走。曽祖母メイドンタワーはフランスの重賞勝ち馬で、仏1000ギニーではルメール騎手が騎乗し、勝ち馬から1馬身差の2着に好走した。この牝系から本邦ではウェイビーが新馬勝ちし、2歳オープンで3着と馬場への適性も証明済み。キタサンブラックと母系にサドラーズウェルズ、デインヒルを持つ配合では、2023年の皐月賞馬ソールオリエンスが出ている。伸びのある馬体には父の特徴がよく出ており、ある程度のサイズに育ちそう。また、胸前の深さからは心肺機能の高さが窺え、動きの俊敏さと相まって、アスリートとしての資質を感じさせる。早い時期に勝ち上がり、春の牝馬クラシックを視野に入れて、ターフを駆ける姿が目に浮かぶ。