昨年のJRAダート部門において初のリーディングに輝いた父は、今年の上半期もトップの座を堅持しており、日本ダート界を牽引する存在となりつつあります。まさしくその父の性質を存分に受け継いだ本馬は、肩回りやトモには筋肉を豊富に蓄えており、さらに内臓面での強さを示すように、薄い皮膚は艶やかな状態が常時保たれています。また、他馬に果敢に立ち向かう負けず嫌いな気性からは、激しい先手争いを制し、真っ先にゴール板を駆け抜けるシーンが目に浮かびます。すでに手に入れている心・体に加え、今後の鍛錬において「技」を習得すれば、まさに三拍子揃った隙のない競走馬が誕生します。